占い師のビッグブルーです。
タロットは、「人」を描写するのに適した占いです。
タロットが示す人物像を、映画になぞらえたら?というコーナー。
今回は、タロットカード「恋人」と、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」。

タロット 恋人の正位置
楽しい恋愛、肉体関係、娯楽、魅力的、選択、決断、契約、良いパートナーシップ
一目惚れしたり、パッと見たときに良いなと思ったり、そんなスピーディーで直感的な恋愛の時によく出るカードです。
肉体関係になりたいなどの欲が絡んでくるのも特徴で、何かと熱い感じがあるのです。
外見よりも人柄に惹かれて好きになったならカップの2ですし、気持ちが通じて嬉しいものの、現実的に恋人のカードの世界に突入するような勇気が持てない、幼い感じがカップの6です。
契約を締結したりのがっつり握手をしてというイメージもありますので、営業職の方が仕事に出ると良いカードでもあります。
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タロット 恋人の逆位置
浮気、堕落、不誠実な恋、体だけの関係、契約破棄、コミュニケーションが取れない、誤った選択
例えばアプリで出会った人が真剣なのか知りたいという質問の時に、恋人の逆位置が出たら要注意です。
彼はあなたのことをいいなと思っていますし、また会いたいとも思っていますが、それがこの先ずっとかといわれると微妙なのです。
彼の方はお試しなのではという疑問がわきます。
金銭や契約が絡む関係で出た時もオススメはできませんし、大悪人ではないけど小ずるい、そんなイメージなのです。
向こうみずに自分が欲しいものを、何が何でも手に入れたいという、子供じみた欲求が先に出てきてしまう人です。
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タロットに絡めた映画のお話
私の中では、典型的な恋人のカードの映画なのです。
ストーリーは「ロミオとジュリエット」を下敷きにしていますので、レオナルド・ディカプリオの同名映画でも良いのですが、やはり「ウェスト・サイド・ストーリー」の方が音楽が秀逸なのでこちらにしました。
一目で恋に落ちて駆け落ちしようと決める、その電光石火の速さと若さが正位置。
そしてそれが暗転、突き進もうとすればするほど、奈落の底に落ちていく様が、まさしく逆位置という感じなのです。
運命の恋に出会ったこと自体は素晴らしいのですが、「ロミオとジュリエット」は出会ってから結末までたった5日間、「ウエスト・サイド・ストーリー」に至っては二日間!の出来事。
そんなひらめきのように自分の人生を決めていいの?と思いますが、若い時というのは往々にして、そんな激情に突き動かされることへの憧れを持ちます。
そして実際に、そんな急展開があったとも身に覚えもありますね(それは恋愛に限らずです)。
ただそういうのは映画の中と同じく、急激に暗転もしやすいもの。
このために生まれてきたんだと思う道に向かっても、それが本当にそうだったのかというのはわからないもので。
若い時の失敗ならまだしも、歳をとってからはなおさら笑われかねない情熱。
だけど石橋を叩いて安全な道しか歩まない、守りの人生に意味があるのかとも思ってしまう。
このカードには、そういう刹那的な楽しさや歓び、そして堕落と欺きがある。
若さと馬鹿さが隣り合わせのカードなのです。
この映画は1961年のものですが、スティーブン・スピルバーグ監督が2021年にリメイクしています。
オリジナルにリスペクトし、とても丁寧に作ってありますし、音を外して歌うところまであえて正そうとせず完コピしているようにも感じます。
でもどちらが好きかと言われたら、やはりオリジナルの方でしょうか。
とにかくCGはもちろん、トリッキーな技術もない時代に、1シーン1シーンの構図が完璧なのです。
そして名曲ぞろいのサウンドトラックも繰り返し聴きましたが、「America」で歌われる古き良きアメリカは、私も10代の頃に苦しいほどに憧れた国そのもので、良い時代だったのだろうなと思いますね。
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