占い師のビッグブルーです。
タロットは、「人」を描写するのに適した占いです。
タロットが示す人物像を、映画になぞらえたら?というコーナー。
今回は、タロットカード「愚者」と、映画「グラン・ブルー」。

タロットカード 愚者の正位置
自由、出発、冒険、常識にとらわれない、夢を見る、フリーター
人と群れず、単独行動を好んだり、一人の時間を大事にするような人物です。
このカードが出たら、恋愛の場面では、相手の家に入り浸らずに一人の時間を持たせてあげる。
仕事ならば、チームよりも単独で進められる、仕事を持たせてあげるなどすると、関係がうまく回っていくと思います。
0が1になるには大きなエネルギーが要りますが、愚者はまだ0の段階なのです。
自由にやらせるとすごい才能を発揮しますが、まだ未熟さが残るのが愚者という名前に現れています。
タロットカード 愚者の逆位置
無計画、無謀、無責任、非常識、浪費、現実に向き合えない
自分の好きなことや得意なことに没頭している間は良いのですが、現実的に責任を伴う話になると、逃げるような人物。
結婚や将来の計画、仕事の綿密なスケジュール管理などの話から逃げる傾向にあり、適任ではないので避けるべきです。
気心が知れた人の前でだけ素でいて、「表面上の付き合い」のような社会的な器用さは持てないなど、何かと問題を伴うことが多いです。
タロットに絡めた映画のお話
私の占い師名の「ビッグブルー」は、この映画の英語版の題名から取っています。
そのぐらいこの映画が好きで、ずっと私のナンバーワンです。
この映画もやはり大アルカナに入れたいなと思ったのですが、誰をどのカードにするかと考えたとき、ジャック=愚者というのが一番しっくり来ました。
というか、もうこれしかない!という感じ。
そしてそれが「0」というのも、個人的に私の原点の映画ということで、とても収まりが良いのです。

ここからネタバレ
結局ジャックって何だったの?という話ですが、心理学的に言えば、親を早く亡くし天涯孤独、唯一現実世界で繋がりと呼べるようなエンゾは、親友でもあり、ライバルでもあり。
そのエンゾも去っていった時、「陸に戻る理由がない」彼の気持ちは、いよいよ強くなっていく、そんな典型的なアダルトチルドレンなわけで。
ところでこれ、本来女性であればジョアンナの目線で見るのでしょうけど、私は最初からジャックの目線でしか見ていませんでした。
一生懸命現実につなぎ止めようとするジョアンナが、とても鬱陶しいと感じていました。
でも最後に文字通りジャックの命綱を引いて海に還したジョアンナは、カップのクイーンだったのでしょうね。
ニューヨークのキャリアウーマンで、ソードのクイーンのように登場したけど、全てをかけてジャックを追いかけ、情熱的なワンドのクイーンになり。
お腹に新しい命が宿ったのを知り、ペンタクルのクイーンの生活を夢見たけど、最後はカップのクイーンとして、ジャックを行かせること選んだのです。
本当に青い青いおとぎ話という感じ。
ジャックは最後まで夢追い人だったけど、うつせみに何の未練もなく、ただただ海に還りたいという潔さ。
30年前に初めてこの映画を見た時よりも、ずっと人生の終わりが近づいた今は、少しでもジャックのように潔くダイブできるよう、身軽になりたいと憧れますね。
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