彼は本当は優しいから、と悲しさに蓋をしてしまう
こんにちは! 占い師のビッグブルー です。
前回、「自分をとことん愛せば、愛してくれる人が現れる」で自己受容をあげることは大事、という話をしました。
これをする事で人生を変える下地が半分ぐらいは出来上がると言っても過言ではないのですが、ここで大事なことがあります。
世に言うポジティブ・シンキングなどとは全く違う、ということです。
これは、スピリチュアルが好きだったり、なんとか変わりたいと一生懸命に自己啓発の本を読みあさったりする意識の高い人達に多いです。
本に書いてあることを真面目に実践すると陥ってしまうのが、「悪いことを考えてはダメなんだ」という思考です。
引き寄せ、現実化…良いことを一生懸命考えていれば、そういう未来になる。
そう思い込んで、自分の悪い感情に蓋をしてしまうのです。
彼はあんなひどいことをしたけど、本当は優しいのを知ってるから、と何もなかったように自分の気持ちをごまかす。
だってここで恨んだり、嫌い!って思ったりしたら、それが現実化してしまうから。
そうではないんですね。
ここで飲み込んだ悲しさは、あなたの心に澱のように溜まっていきます。
それは無意識にたくさん溜まっていって、そこが現実化します。
頭で悪いことを考えるから、じゃないんです。
一生懸命引き寄せを実践してるのに、なんでこんなに悲しい仕打ちをされるんだろう…というのは、あなたの「悲しい」感情が、無視されて現実化してしまっているんです。
こういうのを防ぐには、「悲しい」という気持ちをきちんと感じ切ること。
この「悲しい」が苦手、という人は多いと思います。
わかります。
私も怒りや悔しさは原動力になるから得意だけど、「悲しい」が本当に苦手で、少しでもそう思うと、意識をさっと逸らして、「あの花が綺麗だ、空気も清々しい!」などと思っていました。
けどそうじゃないんです。
これは自己受容をあげていく途中で起こりますが、ある日突然「悲しい」が湧き出て止まらなくなる日が来ます。
ここで絶対に逃げない。
悲しい感情ごめんね、今までこんなに無視してたねって、悲しみ切ってください。
声をあげてわんわん泣いてください。
その後に私、ちゃんと悲しいって思えた、えらいねって自分をきちんと褒めてください。
自分を粗末に扱う人を、無理矢理あの人は本当は良い人、と思い込むのが引き寄せではない。
誰かに粗末に扱われた自分が悲しいってきちんと感じ切って、あなたはそんな扱いを受けて良いはずがないんだよ、と自分の事を大事に思う。
ここで初めて現実が変わるんです。
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