お金はどうやったら入ってくるの?②
こんにちは! 占い師のビッグブルーです。
前回に引き続きお金の話です。
今回は私のお金にまつわるエピソードを書いてみようと思います。
実は、この記事を書いていること自体が私にとっては奇跡ぐらい、
私はお金の話というのが苦手でした。
私は母子家庭で3人兄弟の末っ子として育ち、
家は当然のことながら貧乏でした。
町営住宅の狭い団地に4人で住み、学校の友達を連れてくるのが
とても恥ずかしかったんですね。
ですがそれは私の母の苦労であって、私自身は
お金のやりくりがとてもうまく、
自分で働くようになってからはお金で
苦労するということがありませんでした。
いつも好きな服をたくさん買って、年に一度は海外旅行に行き。
同じお給料をもらっている同僚からも、
なんで?と不思議がられるぐらい、お金の使い方がうまかったのです。
ですがいつもお金の話ばかりする母の影響で、
お金の話がとても苦手でした。
占い師として始めた当初、借金に絡むご相談をいただくと、
鳥肌が立ってざわざわするぐらい苦手で、
これはなんとかしないといけないと思っていました。
離婚した後、初めて自分で部屋を借り、お給料の中で
やっていくうちは、それでも全く問題はありませんでした。
老後2000万円問題など言われ始め、そこには程遠い
自分の残高を見ないふりをし、けど私は大丈夫!と思っていました。
ですが占い師1本で独立した直後、待っていたのは
新型コロナでの1回目の自粛でした。
あの時は国民が生真面目に一斉自粛し、普段の買い物や
最低限の手続き以外は、みな家に閉じこもっていました。
その中で私は、避け続けてきた「お金について」に
イヤというほど向き合わされたのです。
いえ、新型コロナのせいではないですね、、
いつかどこかで遅かれ早かれ必ずそれは起こったと思います。
なぜなら、きちんと向き合わないといけないのに
毛嫌いしていた分野だったからです。
本気で自分でなんとかしないといけないと、
まずは周囲に「すごく困っている」と公言しました。
そしたら、世間は「助けたい人」で溢れているんですね。
いろんな人が、いろんな人に繋げてくれて、
寄ってたかって笑、なんとかしようとしてくれました。
ありがたかったです。
そして、「金持ち父さん貧乏父さん」に始まり、
お金に関する勉強をたくさんしました。
以前の私はお金に関しては脳内お花畑状態だったのに、
一日中、お金を得るってどういうことだろうと考えました。
そして、忌み嫌っていた借金、この場合事業資金ですが、
勉強する中でどうやったら借入出来るかを学び、
金融公庫から借入することが出来ました。
その時のご担当者さんは、私のその勉強して作った
資料はチラッと見ただけで、それで私が何をしたいのかを
熱心に聞いてくださったのです。
ほぼダメ元で体当たりしたその挑戦で、
「審査が通りましたよ」と電話をいただいた時は、
感謝と安堵、そしてこれだけは初めて自分一人でやったと
自分をとても誇らしく思いました。
ここで大きな第一歩を踏み出したのですが、
まだまだお金に関する不思議は学ぶことが多いです。
そんなことを次回、また書いていこうと思います。