寂しいという感情について考えてみた
こんにちは! 占い師のビッグブルーです。
コロナウィルスの影響で、今世の中はこんな風になってしまいました。
4月の頭ぐらいは、人に会う時マスクをしてはいても、来週また会えるし…と思っていました。
けどそれがいきなり遮断されて、はや1ヶ月になります。
それでも最初はやる事が多すぎて、それについて考える暇もなかったのですが、ひと段落すると、これはなんの修行だ…ぐらい、日に日に辛くなって来ました。
ですので今、きちんと「寂しい」という感情に向き合って、発信する時期なのかなと思い、これを書いています。
自分のことを振り返ってみると、小さい頃の私の家はとても狭くて、ほとんどいつも誰かがいる状態でした。
ですので小さい頃から「自分一人の時間」はとても贅沢な物、という価値観が生まれていたのです。
友達と遊んだり、好きな男の子とデートをしたり、それはとても楽しいのに、ずっと帰りたい、一人になりたいと、頭の隅で考えていました。
それが丸切り覆ったのが、二十歳の時に初めて真剣にお付き合いした男性と別れた後でした。
それからの私には「一人でいる」という事が寂しくて、恐怖にすらなりました。
寂しいという感情を悪のように扱ってたし、これを回避するためにいろんな事をしたり、学んだりしたように思います。
けど、この「寂しい」という感情は、成長の段階で、こうしてきちんと味わうべき感情なのですね。
多分私があの二十歳の時に、心の底から一人が寂しいと思えなかったら、やっぱり人と会っていても、早く一人になりたいな…と考えてしまう人間でいたと思います。
そして逆に、私は二十歳まで本気で感じる事がなかった「寂しい」を、その後必要以上に恐れてしまいました。
これを嫌なもの、怖いものとして扱って、躍起になって回避しようとしたのです。
あの頃の私がしなければいけなかったのは、寂しいと思う自分を認めて、許してあげること。
「それはみんな持っているんだよ、怖くないよ」と言ってあげること。
けど他の人もそうだなんて、思いもしなかった。
こんなに寂しくて気が狂いそうなのは自分だけじゃないか、と余計に怖かった。
こんな自分はダメだ、イヤだ!と、自分を更にいじめていたんですね。
自分が負だと思っている感情は全て、なのですが、「受け入れる」事が大事です。
それを無きものにしようとした時から捻れが始まり、どんどん深みに嵌っていきます。
そして出来ればその負の感情を誰かに話してみること。
何もないフリをしてして振る舞っても、誰も気づいてくれないし、誤解さえ与えてしまう。
「私いま寂しい」と素直に誰かに共有出来た時、変わる関係もあります。
こうして書いていると、ここ数日私は不安でいっぱいだったのですが、それがどんどん融けて行くのを感じています。
そうだ、受け入れさえすれば、それは全然怖くなかった。
自分でもこの文章を、何かあった時に何度も読み返そうと思います。
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